企画用ブログ
名前の通り、企画関連の内容を扱うブログです。
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過去話の過去話2
今回は養成学校教官のリオさんをお借りしてます^^
そして前の通り、文法はなにそれ状態ですのであしからず(←
ちなみに今回は会話文の方がかなり多いです。
両親に相談する数時間前・・・
「あの・・・教官。」
「あら、アリアちゃんじゃない。どうしたの?」
「ちょっと折り入ってご相談が・・・」
「・・・何かわけありみたいね。私で良ければどうぞ。」
相談に乗って下さったのは養成学校のリオ教官。
私と違って教官は白魔道師なんだけど、何かとお世話になってるの。
「で、相談って何かしら?」
「はい、実は私・・・警護隊じゃなくて別の仕事に就きたいと考えてるんです・・・」
「別の仕事に? アリアちゃんは魔力が強いから警護隊でもやっていけると思うんだけど?」
「・・・これは私のわがままになると思いますが、私、あまり人とは戦いたくないんです・・・」
「それは人を傷つけるという意味で・・・かしら?」
「はい・・・」
警護隊に入ってる以上、少なからず戦闘になることがあるのは覚悟しないといけないのは分かってる。
でも・・・やっぱり、人を傷つけるのは・・・
「確かアリアちゃんのお家は代々警護隊に所属してらしたわね。」
「はい、もうかなり昔から所属してたと聞いてます。」
「そのお話をご両親にしたらどんな答えが返ってくると思う?」
「えっ・・・、どんな答えって・・・」
「多分、ご両親はものすごく反対なさると思うの。」
「あ・・・・・・」
そう言われれば・・・。両親のどちらも元警護隊だったし、私が養成学校に入った時はものすごく
喜んでくれてた。
私が学校のことを話してる時、どちらも笑顔で真剣に聞いてくれてた。
それだけにこのことは話しづらい・・・
「アリアちゃん、ここからが大事なことなの。ちょっと聞いてね。」
「はい・・・?」
「そうやって自分でいろいろ考えるのは悪いことじゃないの。
人生って一度きりだから、みんな一人一人やりたいことは違ってて当たり前。
だから、あとはいかに自分のやりたいことを実行に移せるかが大事。」
「実行に・・・?」
「そう。だってやりたいことやれないと損でしょ?」
「それはまぁ・・・。でも実行ってどうやれば・・・」
「そうねぇ・・・アリアちゃんの場合はまずご両親に相談、ってところかしら。」
「相談・・・ですか?」
「やりづらいとは思うけど、これははずせないでしょ?」
「そう、ですね・・・。分かりました、今日帰ったら話してみます。
教官、相談に乗って下さりありがとうございました!」
「いいえ、どういたしまして。」
教官の言うとおりだよね。まずは話してみないことには始まらない。
ちょっと怖いけど・・・でも実行に移さないと・・・!