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企画用ブログ

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過去話の過去話

ちょっとざかざか考えてたアリアの過去話の過去話です。
文法?なにそれおいしいn(
設定見ないで書いてたので多分矛盾点が多いと思いますが、そこはスルー推奨で!
※途中で幼馴染とか出てますが、企画自体とは関係ありません。

「よし、今日の授業はここまで!」
 

授業の終了を告げるチャイムが鳴る。
これで今日もまたいつもと変わらない一日が終わった。
そしてこれからそれぞれ家路につく。


「アリア!今日もすごかったねー」
「えっ、なにが?」
「あの空から氷を降らせる魔法!あれ系統の魔法って先生でもできる人少ないみたいだし。」
「すごいって言われてもなぁ・・・普通にやっただけなんだよね・・・」
「でもほんとすごいって!ねぇねぇ、今度やり方教えて~」


さっきからやたらと話し掛けてくるのは同じクラスのニューラの女の子。
私と幼馴染で家も近い。いや、幼馴染というよりは最早姉妹に近い間柄。
いつも一緒に学校に来て、一緒に授業を受けて、一緒にお昼を食べたりしている。
両方の親同士も交流があるので、家族ぐるみでのお付き合いということにもなっている。


「教えてって言われてもね~・・・うーん、私教えるの苦手から無理!」
「そこで断言しないでよー!大丈夫って!教えるの下手でも何とかあたしが理解するからさ!」
「・・・それって遠まわしに私があなたより頭悪いって言ってない・・・?」
「え・・・あ、あはははは!;そんなことないよ~?」
「考えてることバレバレなんですけど・・・」
「もー、悪いと思ってるからそんなにスネないでよ~;;」


というように毎日こんな風に一緒にしゃべってたり、時々先生とかにイタズラをしてすごしている。

 



「それじゃ、今度教えてよね!絶対だよ!」
「わかったわかった、教えられる範囲でね。」


そういって家の前で別れる。これもいつもの光景だ。


「ただいま・・・もがっ!?」


玄関の扉を開けて真っ先に飛びついてきたのは薄い水色をしたひし形の耳に、顔の両脇には耳より少し色が
濃いめのひし形の飾りみたいなものがついた生き物。


「ちょっ・・・ネーシュ!わかったから一旦離れなさいってば;;」


飛びついてきた生き物の正体は私の使い魔、グレイシアのネーシュだった。
とはいってもこれもいつものこと。特別驚くことではないけどさすがに飛び掛られるのはね・・・


「お帰りなさい。あらあら、ネーシュったらまた?」
「来るんならせめて一拍おいて欲しいんだけどね・・・」


お母さんの反応もいつもどおり。もうすっかり慣れっこの様子。


「もうすぐ夕飯の支度ができるから荷物置いてきなさい。」
「うん。」


ネーシュを普通に胸の所に抱きかかえて2階の自分の部屋に荷物を置きに行く。
部屋のドアを閉めてやっと一息つく。


「はぁ・・・」


ため息をついたと同時にネーシュが顔を向けてきたので慌てて笑顔を作る。
ネーシュにだけは私のこんな顔、見せたくないもん・・・
幸いさっきのは見られてなかったみたい。ネーシュも笑顔で返してくれた。


「それじゃネーシュ、夕飯食べに行こっか!」


勢いよくドアを開けて階段を下りる。今日はお父さんとお母さんに言うこともあるから普段通りの夕飯にはならないかもしれない・・・

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